beside oneselfの意味、覚え方のコツ

今回の記事では、「beside oneself」の意味や使い方を解説し、効率的な覚え方のコツについてもご紹介します。はじめに、皆さんが馴染みのある「beside」の意味をおさらいしましょう。それは、「〜のそばに」という前置詞です。例えば、次のような文章が挙げられます。

“Every morning, Sarah enjoys her breakfast beside a river, listening to the soothing sound of flowing water and watching the birds flying overhead.”

毎朝、サラは川のそばで朝食を楽しんでいます。流れる水の心地よい音を聞きながら、空を飛ぶ鳥を眺めています。

beside oneselfの意味や例文

それでは、今回の主題である「beside oneself」について考えてみましょう。「beside oneself」というフレーズが登場すると、「私自身のそばに」と訳すと意味不明な文章になります。実際には、「beside oneself」は極度の喜怒哀楽で取り乱している状態を表します。以下は具体例です。

1. She was beside herself with worry about her daughter’s safety.
2. He was beside himself with anger and disappointment after losing the crucial match.
3. We were beside ourselves with joy upon hearing the wonderful news.

1. 彼女は娘の安全が心配で、心配のあまり取り乱した。
2. 彼はその重要な試合での敗北に怒りと失望で、取り乱した。
3. 私たちはその素晴らしいニュースを聞いて、喜びのあまり取り乱した。

なお上記のように「with+感情」とすることで取り乱した原因を説明することが多いです。

beside oneselfの覚え方

この表現を覚えるには、「魂が本人から離れてしまい、心が『ここにない』状態」というイメージをすると効果的です。「私自身のそばに心がある」という表現から「beside myself」と覚えましょう。