「Take up」というフレーズは、さまざまな文脈で使用される多義語です。その意味は広く、日常会話や文書で頻繁に登場します。以下では、「take up」の主な意味や使い方について解説します。
目次
Take upの代表的な意味5種類を解説
「Take up」と聞いて最初に思いつく意味は「持ち上げる」です。例えば以下のような例文になります。
“He helped me take up the heavy box.”(彼は重い箱を持ち上げるのを手伝ってくれた。)
しかし、take upにモノ以外の名詞が続くと日本語訳に迷ってしまいます。そこで以下の意味について理解しておく必要があります。
新しい活動や趣味を始める
「Take up」は、新しい活動や趣味を始めることを指す場合に使われます。例えば、新しいスポーツを始める、楽器を習い始める、または絵を描くことなど、あらゆる種類の興味や活動に関連して使われます。
“I want to take up painting.”(絵画を始めたい)
“She decided to take up yoga.”(彼女はヨガを始めることにした。)
“I am thinking about taking up tennis”(テニスを始めることを考えている)
場所や空間を占める
物が場所や空間を占めることを表現する際にも、「take up」が使用されます。例えば、大きな家具が部屋の多くのスペースを取る、または書類が机の上を占めるなどの場面でこの意味が使われます。
“The new furniture takes up a lot of space in the room.”(新しい家具は部屋の多くのスペースを占める)
時間やリソースを使用する
「Take up」は、時間やリソースが使用されることを示す場合にも使われます。例えば、仕事や勉強、または趣味に時間を費やす場合にこの表現が用いられます。
“Studying for exams takes up most of my time.”(試験勉強にほとんどの時間を取られる)
話題や問題を扱う
特定の話題や問題を取り上げる、扱う場合にも、「take up」が使われます。例えば、会議や講義で特定のトピックについて話し合う際にこの表現が頻繁に使用されます。
“The lecture took up the issue of climate change.”(その講義は気候変動の問題を取り上げた)
“The company plans to take up the issue of employee well-being.”(その会社は従業員の健康に関する問題を取り上げる予定です。)
衣類などを短くする
最後に、「take up」は、衣類などを短くするという意味でも使われます。たとえば、ズボンやスカートの丈を調整する場合にこの表現が使われます。
“I need to take up the hem of this dress.”(このドレスの裾を短くする必要がある)
覚え方のコツ
take upには様々な意味がありますが、後に続く名詞に着目すれば意味を推測することが可能です。
これらの意味や使い方を理解することで、「take up」がどのように使用されるかをより深く理解することができます。